以下の要領で, 公開シンポジウム「記号創発システムによる実世界コミュニケーションの理解ヘ向けて」 (第一回記号創発システム論調査研究会 兼 CREST「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」キックオフシンポジウム) を開催します. ぜひご参集ください. 日時:2015年11月23日(月・祝) 場所:株式会社 ドワンゴ会議室(銀座歌舞伎座タワー) 14F 定員:100名 参加費:無料 参加登録ページ(事前の参加登録をお願いします.) 公開シンポジウム「記号創発システムによる実世界コミュニケーションの理解ヘ向けて」 (第一回記号創発システム論調査研究会 兼 CREST「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」キックオフシンポジウム) プログラム 10:00 [ご挨拶] CREST研究総括 萩田紀博 先生 (株式会社国際電気通信基礎技術研究所 取締役/社会メディア総合研究所 所長) 10:10 [挨拶と紹介 1] 谷口忠大(立命館大学) 「記号創発システム論調査研究会設置にあたって」 10:30 [挨拶と紹介 2] 長井隆行(電気通信大学) CREST「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」 10:50 [研究内容紹介1(概念班)] *尾形哲也(早稲田大学),谷口忠大(立命館大学) 11:10 [招待講演1] 安西祐一郎 先生 (独立行政法人日本学術振興会理事長) TBD 11:50 休憩 昼食+ロボット(TOYOTA HSR)デモ 13:00 [研究内容紹介2 (信念班) ] *岩橋直人(岡山県立大学),杉浦孔明(NICT) 13:20 [研究内容紹介3 (応用班) ] *稲邑哲也(NII),岡田浩之(玉川大学) 13:40 [招待講演2] 池上高志先生(東京大学) 「人工生命化する社会とMassive Data Flow」 14:20 [招待講演3] 藤田耕司先生(京都大学) 「併合の運動制御起源仮説」 15:00 まとめ 招待講演概要 [招待講演1] 安西祐一郎 先生 (独立行政法人日本学術振興会理事長) 講演題目 TBD:近日公開予定 概要: (記号創発ロボティクスに関する期待などをお話いただく予定です.) [招待講演2] 池上高志先生(東京大学) 講演題目 「人工生命化する社会とMassive Data Flow」 概要: Massive Data Flow(MDF)とは,爆発的な情報の流れの中で生まれる「自己組織的なパターン」の中に見いだされる 「生命性」のことである.同じ巨大データでも, Big Data がデータの量・質的に巨大であることを謳うのに対し,MDF は 動きのある巨大なデータのダイナミクスが作り出す「生命性」に注目する. 2015 年,この MDF の生命性に私達の社会の至ると ころに見ることができる.携帯,ATM,インターネット, 交通機関, 各種サービス,社会のインフラは知らない間 に「人工生命化」していたのである.人工生命化とは, いろいろな技術や サービス,メディアが自動化しその仕組みがどんどん私達からは見えなくなり,私達の制御を 離れていき,利便性の ためだけではなくシステムのもつ自律性・自己発展性といった生命的な性質を顕著にもつシステムのことをいう. そうした意味での人工生命化したシステムは,人の時間と空間とは 異なるスケールに存在し,作動するものである. ここでは、2011 年度人工知能学会全国大会(第 25 回)から5年間つづけたMassive Data Flowの研究会をまとめ つつ、議論したい。 [招待講演3] 藤田耕司先生(京都大学) 講演題目 「併合の運動制御起源仮説」 概要: 人間言語の最もユニークな特性は階層構造への依存性である。この階層構造は基本演算操作「併合(Merge)」のみによって 定義されると考えられる。従って併合の起源の解明が言語の起源・進化の理解にとって最重要課題である。本発表では、 併合は道具使用等に見られる物体の階層的・系列的組み合わせ能力の外適応として進化したとする「運動制御起源仮説」 を紹介し、その妥当性や問題点を検討する。 人間とコミュニケーションするロボットを創造するために本当に必要なコト。 日本発の研究トレンドを生む人工知能×ロボティクス研究の新鋭プロジェクトが今キックオフ |
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