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(2018/3/26) 第5回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) :幹事会

2017/10/09 9:31 に Tadahiro Taniguchi が投稿   [ 2018/01/26 3:33 に Satoru Uchida さんが更新しました ]
第5回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) は、幹事会とし、一般には公開しません。これまでの研究会で出た課題を幹事メンバーで整理し、今後の議論の道筋を話し合います。また、第6回の開催についても話し合う予定です。次回の会議の詳細は決まり次第、公開致します。

担当幹事:内田諭 (九州大学) 


問い合わせ
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com

LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(電気通信大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)

LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.


発音
LangRobo = らんろぼ 

主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
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