このホームページは京都大学大学院情報学研究科・認知システム講座・記号創発システム分野(谷口研究室)の(正式なホームページが出来るまでの)暫定ホームページです。
言葉の意味を実世界の中で理解して活動できるAI・ロボットを目指して
人間は実環境の中で適応して身体を用いて知的に振る舞っています。人間の使う言語やそれに基づく会話も、その意味では進化や発達の果てに社会としての私たちが得た知的な機能なのです。本分野では理論に基づく計算機実験、シミュレーション、実ロボットを用いた研究まで幅広く、実世界認知にもとづく言語や記号の創発を知能の核と見た研究を展開しています。研究トピックは記号創発ロボティクス、コミュニケーション創発、マルチモーダル言語理解、認知アーキテクチャ、人間を系に含んだシステムなどを含み、人間と共生するAI・ロボットの創成に向けた研究に取り組んでいます。
キーワード:記号創発ロボティクス、コミュニケーション創発、マルチモーダル言語理解、認知アーキテクチャ、人間を系に含んだシステム
確率的生成モデル、マルチモーダル情報処理、言語獲得・言語処理、概念形成、人工知能、認知発達ロボティクス 、世界モデル、自由エネルギー原理、予測学習、言語創発、分散的ベイズ推論、マルチエージェントシステム、強化学習、模倣学習、ロボット学習、コミュニケーション場のメカニズムデザイン、AIと哲学、脳に学ぶ人工知能、意識研究など
人とAIが共生する記号創発システム:
世界モデル・自由エネルギー原理に基づくロボットの知能化:
マルチモーダル言語理解に基づくロボティクス:
言語創発の構成論と大規模言語モデルの理解と活用:
Research Staff
Support staff
高橋幸(支援職員)
星山郁子(支援職員)
Part-time staff
前山 功伊(技術補佐員(立命館大学・情報理工学研究科D5))
山木 良輔(技術補佐員(立命館大学・情報理工学研究科D3))
樋口 賢士(技術補佐員(立命館大学・情報理工学研究科M2))
笹井 勇亮(技術補佐員(立命館大学・情報理工学研究科M2))
チョウ タクコウ(技術補佐員(立命館大学・情報理工学研究科M2))
Doctor student
堀江 孝文(D1)
FANG Tianwei(D1)
Master student
落合美佳子(M3)
尾本 晴海 (M1)
桑田 太熙 (M1)
高山 泰輔 (M1)
安藤 黎(M1)
PU YONGYU(M1)
Research student
岩本 有生(研究生)
廣瀬 百葉(研究生)
Undergraduate student (Above B4)
北川 遼
柳 智浩
(New B4's will join us.)
関連研究室
立命館大学・総合科学技術研究機構・創発システム研究室(元情報理工学部・谷口研)
京大・谷口研の多くの研究は立命・創発研の研究テーマを拡張することで展開されていきます。
関連プロジェクト
関連書籍
谷口忠大「記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門 」(講談社・選書メチエ)2014
谷口忠大「賀茂川コミュニケーション塾ービブリオバトルから人工知能まで」 (世界思想社・教養みらい選書)2019
谷口忠大「心を知るための人工知能: 認知科学としての記号創発ロボティクス」 (越境する認知科学)(共立出版)2020
谷口忠大「イラストで学ぶ 人工知能概論 改訂第2版」 (講談社・KS情報科学専門書) 2020
谷口忠大「僕とアリスの夏物語 人工知能の,その先へ」(岩波書店・岩波科学ライブラリー)2022
谷口 忠大 (編集), 河島 茂生 (編集), 井上 明人 (編集)「未来社会と「意味」の境界: 記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム」(勁草書房)2023
他、Amazonへ
創発システム研究室 Publication List
「社会における分散的ベイズ推論としての記号創発 ~集合的予測符号化としての言語観~」谷口忠大先生(立命館大学)2023年3月15日 沖縄コンベンションセンター
半自律型サービスロボットの連携のための場所概念モデル
実世界人工知能の開発と次世代共生環境デザインを融合的に研究し新学術領域としての「記号創発システム科学」の創成を目指す